定年退職しても、穏やかな日々はやってこなかった。
むしろ、自分に向き会う時間ができたので、
不安が膨らんだ。
やっと定年退職。
人生の締めくくりを美しく彩る:終活やることリストの魅力的な提案
- 遺言の作成:
- 保険と財産の整理:
- 医療プランと意志決定:
- 葬儀・告別式の計画:
- 遺産の管理:
- 高齢者のケアプラン:
- 遺族への情報提供:
- デジタルアセットの管理:
- 関連文書のコピー:
- 健康状態の管理:
- 最終的な希望の共有:
終活やることリストまずは遺言の作成
遺言というと、どうしても「資産家しか関係ないのでは」と思ってしまう人が少なくないかもしれませんね。しかし、一般の人にとっても重要。
財産分けや遺言執行者の指定を含めて、遺言書を作成します。
自分で作成することもできますが、
効力ある遺言書の作成には法的な決まりがあります。
法律に基づいた遺言書でなければ当然ですが効力を発揮しません。
遺言書(自筆証書遺言)の作成方法
遺言書(自筆証書遺言)の作成
自筆証書遺言とは自分で作成する遺言書です。
自筆証書遺言を書く場合、以下の要件に従って書く必要があります。
・すべて自筆で書く:パソコンでの作成や代理人による作成は認められていない。
・遺言書の作成日を記載する:「○○年○○月○○日」と明確に記載する必要がある。
・署名と押印が必要:自筆で署名し、押印をする必要がある。印鑑は不明瞭だと無効になる可能性がある。
遺言の内容を実行する手続きを行う「遺言執行者」の指定と、
誰に何を相続させるのかを記載することで、相続でやるべきことが明確化が図れる。
自筆証書遺言を作成する場合の注意点
・遺言書は一人1つ
「私たちは」というように複数人分の遺言を1つの遺言書にしてしまうと無効になります。
また、「任せる」や「託す」などのあいまいな言葉を使うと、トラブルに発展する可能性があり。
「相続させる」「取得させる」など明確な表現を使う。
遺言状を弁護士に依頼する
弁護士に遺言を依頼するときの費用の相場は、
一概には言えません。
弁護士の選び方や、遺言の種類や内容によっても変わります。
しかし、一般的には、遺言書作成のみであれば、
10万円から20万円程度が目安となります。
遺言執行者の指定や、遺言書の保管などのサービスを利用する場合は、
別途費用がかかります。
また、遺言書の内容が複雑であったり
相続人が多かったりする場合は、
費用が高くなる可能性があります。
弁護士に遺言を依頼するときは、
事前に見積もりを取り、
費用の詳細を確認することが大切です。
保険と財産の整理
保険証券や財産(通帳、権利書)に関する文書を整理し、
重要な情報を記録しておきます。
印鑑の管理もしっかりと。
特に実印。
財産目録の作成
財産目録とは、負債も含めて保有するすべての財産を種類ごとにまとめ、
財産の状況を明らかにした書類のことです。
財産目録を作成することで、相続財産を把握できます。
財産目録は、パソコンを使っての作成や、代理人による作成も可能です。
代理人が作成する場合、各ページに署名押印する必要があります。
財産目録に記載する項目
・金融資産:預貯金、現金、有価証券など
・不動産:土地、建物、山林など
・動産:自動車、家財、貴金属など
・負債:ローン、借金など
高齢になると整理能力も落ちてきますし、アルツハイマーになる可能性も否定できません。本当に大切なものを入れる金庫は必用かなーと感じています。
皆さんの周囲に両親のどちらかが亡くなられたときに、
「書類探しに苦労した」と言われた方はいませんか?
遺言書や通帳の保管場所の事前周知
遺言書を書いていたとしても、その存在を知らない限り、
その意向を尊重することは難しいかもしれません。
特に自筆証書遺言の場合、運よく見つかる保証はありません。
相続手続きが終わった後に遺言書が発見されると、
複雑な状況が生まれかねません。
遺言書の保管場所を知らなくても、有無だけでも事前に知らせておくことが大事。
相続が発生した場合、最初に「遺言書を探す」ことから始めることで、
スムーズに進めることができます。
遺言書は家族にとって大切な情報となり、
その存在を知らせておく、将来の手続きを円滑に進めるために不可欠です。
医療プランと意志決定
高齢化や疾患に備えて医療プランを考え、
医療代理人や臓器提供についての意志を
書いておく必要があります。
医療が進歩することは素晴らしいことなのですが、
モミジは延命治療は望みません。
しかし、周囲の人にその意思を書面で伝えておかなければ、
家族は「とにかく生きていてほしい」と思う場合も多いとおもいます。
残された人たちのために自分の意志を伝えておくことで、
ご家族の精神的負担を減らすことができます。
葬儀・告別式の計画
自分の希望に合った葬儀や告別式のスタイル、
場所、費用について考えます。
事前に葬儀代を支払うことも検討できます。
お寺さんに払うお金も用意しておくと、
残された人たちは助かります。
銀行口座は相続時に凍結される可能性があるため、
公共料金の引き落としなどに影響を及ぼすことがあります。
親と同居している場合は、契約名義を変更しておくことを検討し、
必要なときに現金を引き出せるように備えましょう。
父の葬儀を経験して思ったのですが、葬儀や告別式、お寺さんへのお礼等
大金が動きますね。
お亡くなりなられた方本人にどんなに預金があったとしても、
亡くなられるとびっくりするくらい早く預金の引き出しができなくなります。
家族葬ならそうお金がかからないかもと思っても兄弟が多い場合もありますからね。
事前に葬儀社を調べ、決定しとくことは大切。
死亡した直後は、残された人達は動揺しているもの。
しかも緊急な判断が要求されますからね
遺産の管理
財産や資産の管理計画を立て、
相続人や信託を考慮します。
税金の影響も検討しましょう。
今、空き家が大きな問題になっています。
更地にするには、〇百万という高額になります。
そのままにすれば、周囲の迷惑にもなりますし、
固定資産税も払わなければなりません。
負の遺産については特に考えておかねかればなりません
高齢者のケアプラン
高齢者のケアについて家族と話し合い、
施設入居や介護サービスの選択肢を検討します。
モミジの場合ですが、とても田舎で古い家でとても自宅介護ができる状態ではありませんでした。しかし、自分の住み慣れた家で最期をむかえたいというのが母の願いでした。結局体が弱ってきて一人ではもう無理という状態になったとき、転倒して足にひびが入り、それを期に入院。そして介護施設に入ることを受け入れてくれました。モミジの母は90歳を超えていますが、
判断能力がまだしっかりしているので助かりました。
自分でできるだけ早いうちに介護ケアについても考えていた方がよいと思います。
遺族への情報提供
遺言書や終活の計画について、
家族や信頼できる人々に情報を共有します。
デジタルアセットの管理
オンラインアカウントやデジタルデータのアクセス情報を整理し、
デジタルアセットの取り扱いについて考えます。
デジタル情報は自分でも把握しきれないほど。
早くまとめておかなければと思っています。
関連文書のコピー
重要な文書(遺言書、保険証券、診療記録など)のコピーを作成し、
安全な場所に保管。
健康状態の管理
健康記録を整理し、
薬物や医療状態に関する情報を家族や医師と共有します。
終活 やることリストの目的は最終的な希望の共有
最終的な意志や願望について、
家族や信頼できる人々と話し合い、文書化。
要です。
安心して将来に向かうための布石として 終活やることリスト
終活を通じて、まずは多少なりとも将来に対する安心感を得ることができる。
見えない物に人は無駄な不安や恐怖を覚えるのかも。
自分の将来が多少なりとも可視化されれば、
将来に向けた新しい挑戦もできるでしょう。
また物事に落ち着いて取り組むことができ、
終活が充実した未来へ手助けになってくれるかもしれません。
自分自身の計画や希望を実行する達成感や自己満足感を得ることができます。
自分の人生を振り返り、
将来に備えることで充実感を感じる為にも終活を。